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2009年5月7日木曜日

両親のことは怒っていない ー 子どもサミット2009開催!

5月5日は子どもの日ということで、支援家族の子どもが集まり子どものための会議、名付けて「子どもサミット」が都内某所にて開かれました。こちらも100日間アクションの一環です。今回の会議の参加資格は小学生5年生以上高校生以下ということもあり、会議に参加した子どもの数は10数名となりました。参加した子ども達の国籍はフィリピン、中国、男女比はほぼ半数です。

会議といってもやはり子ども会議。常に子どもパワーが炸裂で進行担当の事務局スタッフもた、た、た、大変です。子どもサミットの最終ミッションは当事者である子ども達の生の声を集めて、法務大臣に聞いてもらうことなのですが、子ども達は子ども達の世界で子ども論理で一生懸命生きている訳ですから、大人の事情で大人の世界で通用するコトバに翻訳するのは至難の技です。

ワールドカップでどこの国応援するー?と訪ねても、必ずしも「日本」やお父さんお母さんの僕である「フィリピン」「中国」といった大人の期待する回答が帰ってくる訳でもなく、笑顔で「ブラジルぅー」とか答えられてしまったりします。また、法務大臣の先生に何をしてもらいたいかと訪ねても、「戦車で☆&○♯ー!ウギャー!」と理解不能な展開になってしまったり...

大人の期待を裏切るかのように子どもサミットは子ども達が子どもの世界で子どもながらも一生懸命に生きていることを明らかにします。彼/女らは入国管理法の知識なんてもちろんないし、国籍、国家、パスポート、滞在資格などの理解も大人とは異なる思考回路で理解します。そのため、大人が納得してなおかつ感動するようなコトバで自分の考えや意思を伝えるのはまだ得意じゃないかもしれないけれど、少なくとも自分達がなんだか大変な状況に置かれてしまっていることはきちんとわかっています。また、家族と一緒に暮らし続けたい、友達と離れたくない、行ったことも無い国で暮らすのははとても不安といった気持ちは、決して大人に媚びてとりあえず言ってみたというような物ではありません。

子ども達は両親に対して怒っていないと口を揃えていいます。冷静に考えればそれはそのはずで、子ども達は普通に日本に生まれて、日本で育ち、日本籍の子どもと同様に時にはレールを外れちゃうこともあるかもしれないけれど、普通に学校へ行って、普通に暮らしているだけなんです。そのような普通の生活をさせてくれる両親はむしろ感謝の対象であるわけで、怒りの矛先を向ける相手ではないということなのでしょう。

2009年4月29日水曜日

年に一度の総会です

4月26日の日曜日は、年に一度のAPFSの総会でした。毎年、総会の日には、事務局、会員、ボランティア、その他支援してくださっている人々が集まり、前年度の活動の総括と、これから一年の活動予定、目標の設定を行います。また、決算報告および予算案の提案とかも行います。現在は100 Days Actionがまさに進行中のAPFSですが、在留特別許可を認めてもらう活動の他にも、普段から日本に在住する外国人の相談活動を行ったり、地域や会員同士の交流をはかるためにイベントを企画したり、さまざまな活動を行っているのです。今年もいろいろな活動が予定されています。興味ある方は是非ボランティアに参加しにきてください!

APFSのホームページ

2009年4月24日金曜日

大切なことは何度でもいったほうがいい。

在留特別許可とは滞在資格の無い外国人達に対して日本に居住することを特別に認める入国管理法50条1項にて定められた救済制度です。どんな人であっても簡単に認められてしまうような制度では全くなく、法務省入国管理局のコトバをかりていえば「個々の事案ごとに、在留を希望する理由、家族状況、生活状況、素行、内外の諸情勢、人道的な配慮の必要性、さらには我が国における不法滞在者に与える影響等、諸般の事情を総合的に勘案して判断」がくだされています。

よく法を犯したんだから帰るしかないじゃんとか言う人がいますが、在留特別許可はまさに法を犯して日本に滞在してしまっている人のためにある制度です。そしてそのような制度が残されているということは、一つの法律だけで罪の善し悪しのすべてが決定されるわけではないことを示唆しています。

法務省の発表によると、2005年に在留特別許可が認められた人の数は10834人、2006年は9360人、2007年は7388人です。違法行為なのだから日本から追放されるべきだと訴える人たちは、そもそも在留特別許可という制度自体が存在しているのがおかしいと考えているのでしょうか。

もう一度いいます。在留特別許可は法的な枠組内で運用されている、法を犯して日本に滞在している人が対象の現行の法制度に乗っ取った救済制度です。

<資料>
在留特別許可に係るガイドラインの策定について
(入国管理局)

入国管理局 入管政策・白書

2009年4月22日水曜日

アースデイ東京!


APFSのみんなでアースデイでボランティアしてきました!
今回はA SEED JAPANというNGOが業務を請け負っている、
ごみゼロナビゲーションという活動です。アースデイには沢山の飲食店が出店されてますが、使い捨ての食器を一切使わず会場内で貸し出し、洗浄、再利用を行う「リユース」というシステムを導入することにより、イベントより排出されるゴミの量を極限まで減らすことに成功しています。

当日は朝9時から夜9時までの長丁場でしたが、運良く天気にも恵まれ、アースデイ自体は大成功!こんなに食器のリユースが大変なら、みんな食べ物持ち寄りにすればいいのに!とかぶつくさ言う人もAPFSボランティアの中には若干一名(日本出身)いましたが、活気ある若者に囲まれ、楽しい一日を過ごすことができました。

ちなみにアースデイのホームページには以下のことがかかれています。

 「アースデイには、代表も規則もありません。民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動です。すべての人が、同じ輪の上で自由に起こせる、世界初でおそらく唯一のアクションがアースデイです。あなたもぜひ、自分と地球とそこに住むたくさんの生命との対話、アースデイ・アクションを起こしてください。そして、その活動を互いに知らせあい、大きな輪をつくりましょう。」

地球を思う気持ちに国籍など関係ありません。我々も世界とまた少しつながっちゃったかな!来年はAPFSブースを出したいです。

2009年4月6日月曜日

2009年のエア花見

 


実物をいまだに目にしていないのですが、東京ではすでに桜が満開らしいです!APFSでも支援家族と共にお花見をするつもりだったのですが、あいにく天候に恵まれず、事務所でのエア花見となりました。しかし桜はなくともスタッフ、ボランティア、現当事者、元当事者の人たちが集まって、お酒を飲みつつ、楽しいひと時を過ごすことができました。

現在、在留特別許可を求めている17家族は、いつ国費送還されるかも分からない先の見えない不安の中で日々生活を営んでいます。今回エア花見に参加できなかった家族も、各自きちんと、できれば本物の桜の花の下で浮かれた気分を味わってもらいたいものです。季節ものですから!

さて、来年も17家族全員が日本で桜を楽しめるよう願ってくれる人は、この広い世界にはどのくらいいるのでしょうか?ご支援よろしくお願いします。Gmailのアカウントをもっている人は勇気をもって読者登録しましょう!

パレードがテレビで放映されました

ネットでたまたま発見したんですが、先日のパレードがTBSにて放映されたみたいです。
以下のサイトで動画もみられますよー。

「滞在資格認めて」、子供たちが訴え

 日本で暮らしたいと訴えたフィリピン人少女、カルデロンのり子さんの問題は両親と離れ少女一人が日本に残ることになりましたが、3日、のり子さんと同じように国外退去を命じられている子供たちが、都心を行進し、「日本で暮らしたい」と訴えました。

 「家族と日本で暮らしたい」、「将来の夢は警察官」。思い思いのメッセージを手に集まったのは、イランやペルー、フィリピンなど7か国のあわせて28人の子どもたちです。

(続きはリンク先から!)


2009年3月30日月曜日

「オルタボイスフェスタ」に参加してきましたー!!

3月29日の日曜日には、JR戸塚駅(神奈川県)の駅前広場で行われた「オルタボイスフェスタ」に参加してきました!このフェスタは、外国につながりを持つ子どもや若者たちの声を発信することを目的としたものです。APFSからは17家族より2家族、ラフィークさん一家(父:スリランカ出身 母:ペルー出身)と中国出身のAさん親子が参加し、在留特別許可を求める署名活動もしてきました。

「はじめは怖かったけど、協力してくれる人がたくさんいてとても嬉しかった。」とは、参加した支援家族の子どもの声です。最初は緊張して自分から声をかけることが出来なかった子ども達も、多くの方から励ましを受けて、署名の終盤には自分から積極的に声を出すようになってました。一緒に参加していたAPFSのスタッフも、3時間といった短い時間でも早速成長をしている姿を見てとても嬉しく思ったそうです。

また、ステージで10分ほど「在留特別許可」を求めるアピールもさせていただきました。ラフィークさんの子どもたちは、それぞれしっかりと前を向いて「医者」「警察官」になりたいという夢を語りましたが、Aさんの子どもは、父親が入国管理局に収容されたいた頃の辛い経験を思い出したのか、言葉を発することができず涙を流してしまいました。けれども、この姿が「在留特別許可」の背景にある問題の複雑さ・深刻さを伝えることとなったのでしょう。その後、沢山の方から励ましの言葉を頂きました。

署名活動を継続する中では多くの出会いがあります。今回も、子ども時代の経験を話してくれた外国籍の方、難民支援をしている弁護士さん、在留特別許可を取られたイランの方などが、親身になって家族を励まし具体的なアドバイスをくださいました。その中でも最も感動的だったのは、参加していた地元の高校生が「私、集めてきます!」と言って一緒に署名を集めてくれたことです。この高校生の行為に対して、Aさんは「大変なこともたくさんあるけど、日本には沢山いい人もいる。本当に嬉しい。」と涙ながらに喜んでいました。

2家族にとって初めての署名活動は大成功に終わり、ラフィークさんも「今度はもっと大きい駅で署名活動をやりたい」と帰り際に署名活動に対する意欲をみせていました。今回は、外国人に理解のある人が多いイベント内での参加ということもあって、署名に協力的な方が多かったように思います。署名してくださった皆様、本当にありがとうございました!しかし、われわれの活動に賛同しない人や、全くをもって無関心な人に署名活動を通じて出会うことも決して少なくありません。一人でも多くの方に問題を理解していただくために、今後も署名活動を継続していきたいと思います!(予定は未定とかは言わないでください。。。)

2009年3月23日月曜日

仮放免が更新されました。

事務局からです。

本日、17家族のうちの1家族の仮放免更新に付き添い、無事更新
されました。とりあえずホッとしましたが、期間限定の更新です。今
度の更新の際にはまた、収容の可能性も頭に入れながら入国管
理局に行かなければいけません・・。

仮放免更新の際には必ず入国管理局職員と当事者が話をしますが、
入国管理局側はそれを「帰国を促す説得」と言ってますが、当事者か
らすれば「脅迫」に受け取れることも。今日の家族も「カルデロン家族
とあなたたち家族の違いはほとんどないんだから・・」と言われたそう
です。暗に「いつでも送還できるぞ」と言っているのだと思われます。

いつもながら、話の後に部屋から出てくる当事者がうっすらと涙を浮
かべているのを見るのはつらいです。

2009年3月15日日曜日

シンポジウム 2/01/2009



実はすでにキャンペーンは始まっていました。。。

記念すべき一回目のイベントは、2009年2月1日に開かれた「移住労働者とその家族の日本で暮らす権利」です。参加者は約80名。その大部分が日本に住む外国人の方達で、日本語の発表にも一生懸命に耳を傾けていました。